慣れることの怖さ ~日常化する長時間労働~
以前、勤めていた会社で、
毎日残業していました。
帰りのバスがなくなる時間が過ぎるのはいつものことで
終電時間が迫ってきてやっとキリをつけるような感じでした。
早く帰れたある日、
自宅に着いて時計を見たら22:00でした。
その時、私は、
「まだ22:00!!寝るまで何しようかな!?」
と声に出して言っていました。
そして気づきます。
「まだ22:00」と言った自分に。
定時で退社できれば、
帰宅後、お風呂に入って
夕食も済んで、
少しくつろいでいてもいい時間帯でしょう。
でも、その時の私は
「まだ22:00」
だと思ったのです。
毎日同じ行動を続けていると、
それが日常化します。
良いことも、悪いことも、慣れてしまいます。
私はその「慣れ」の結果、
過労で倒れました。
働き過ぎていることに慣れてしまっていたんです。
「残業はいつものこと」
「仕事が終わらないんだから帰れない」
と言っている、働き過ぎな人たちへ。
体を壊しても、
PCみたいにボタン一つで再起動できません。
働くために生きるのはやめて、
生きるために働きましょう
体に優しい日常に戻りましょう◎