ルール作りの大前提 ~社内ルールを見直そう~
ルールとは
世の中にはいろんなルールがあります。
社会には法律、会社には就業規則。
家庭内にもルールがありますよね。
これらは全て、現実に何らかの問題が起きて、
その問題を防止したり解消したりするために
後から作られたものです。
社内でよく起きる問題
終業時間は9:00~18:00です。従業員全員がこの時間で就業しています。
ある日、従業員の一人が、
家庭の事情で就業時間を10:00~19:00にしてほしいと願い出ました。
会社はそれを承諾しましたが、勤務表の書き方について次の通り指導しました。
現在の就業規則では9:00~18:00となっているので
勤務表にはその時刻で記入するように。
嘘の記録を残せ・・ということになりますよね?
これは大問題です!!
ルール作りの大前提
上記の例は、
「現時点のルールが絶対的なものである」
という考えの結果、起きてしまったことです。
管理業務に携わったことのある方ならおわかりかと思いますが、
ルールは実態に合わせて作るものです。
実態をルールに合わせるのではありません。
なんのためのルールか?
ルールに改定はつきものです。
この手間を怠ると実態とルールがどんどんかけ離れてしまい
「ルール自体があってないようなもの」
という最悪の結末になりかねません。
なんのためにルールがあるのか?
冒頭でも書きましたが、
問題を防止したり解消したりするため
のものです。
まとめ
社内にはいろいろなルールや規則がありますよね。
そのルール、実態からかけ離れていませんか?
改定作業は手間がかかりますが、
これを機に社内ルールの見直しをオススメします◎