スーパー戦隊 vs 怪獣 ~伝え方の重要性~

img_20170609

男の子がスーパー戦隊もののテレビを観ながら親にたずねました。

男の子「なんで怪獣をやっつけるの?」

「怪獣だからだよ」

 

「怪獣だから」・・・ !?

なにか気づきませんか?

この発言、かなり危険です。

※この会話は実話です。

 

はい、そうですね。

「怪獣だからやっつけていい」なんて理屈ありませんよね。

特別な理由もなく、そこに存在するだけで

やっつけられちゃうなんて、あり得ないです。

 

怪獣をやっつける本当の理由

ヒーローが怪獣をやっつけるのには理由があります。

不必要に暴れたり、物を壊したり、その近辺の住民に迷惑がかかるからですよね。

「やめろ!」と言いますが、その指摘をまったく聞かないので

制裁が下されるわけですね。

 

 悪い事をしてはいけない理由

「悪い事をしたらおまわりさんに捕まるよ!」

これは悪い例ですね。

悪い事をしてはいけない理由がおまわりさんになっています。

なぜ悪い事をしてはいけないのか?

おまわりさんに捕まるからではありません。

人に迷惑をかけるからですよね。

 

伝え方の重要性

物事には全て理由があります。

でもその理由を間違って教えてしまうと

全く違う認識になってしまい、

本来の意図がどこかへ消え去ってしまいます。

 

人材教育もそうです。

面倒がらず、わかりやすく、筋道立てて伝えることで、

「あ!そういうことだったのか!」と頭の上に電球が光ります。

一人一人とじっくり向き合うところから始めてみませんか◎