スーパー戦隊 vs 怪獣 ~伝え方の重要性~
男の子がスーパー戦隊もののテレビを観ながら親にたずねました。
男の子「なんで怪獣をやっつけるの?」
親「怪獣だからだよ」
「怪獣だから」・・・ !?
なにか気づきませんか?
この発言、かなり危険です。
※この会話は実話です。
はい、そうですね。
「怪獣だからやっつけていい」なんて理屈ありませんよね。
特別な理由もなく、そこに存在するだけで
やっつけられちゃうなんて、あり得ないです。
怪獣をやっつける本当の理由
ヒーローが怪獣をやっつけるのには理由があります。
不必要に暴れたり、物を壊したり、その近辺の住民に迷惑がかかるからですよね。
「やめろ!」と言いますが、その指摘をまったく聞かないので
制裁が下されるわけですね。
悪い事をしてはいけない理由
「悪い事をしたらおまわりさんに捕まるよ!」
これは悪い例ですね。
悪い事をしてはいけない理由がおまわりさんになっています。
なぜ悪い事をしてはいけないのか?
おまわりさんに捕まるからではありません。
人に迷惑をかけるからですよね。
伝え方の重要性
物事には全て理由があります。
でもその理由を間違って教えてしまうと
全く違う認識になってしまい、
本来の意図がどこかへ消え去ってしまいます。
人材教育もそうです。
面倒がらず、わかりやすく、筋道立てて伝えることで、
「あ!そういうことだったのか!」と頭の上に電球が光ります。
一人一人とじっくり向き合うところから始めてみませんか◎