信頼とは ~勝ち取るものではない~
「勝ち取る」・・・?
「信頼」とはどういう意味でしょう?
よく、「信頼を勝ち取る」という言い方がありますが、
勝ち負けなんでしょうか?
何に勝ったの? 誰に勝ったの?
これは自分(数字)や上司(成績)に対する言葉ですね。
でも「信頼」って、自分がいて相手がいるから成り立つことですよね。
なので、「勝ち取る」という表現はとても違和感があります。
「信頼に値する人」・「信頼関係」
勝ち取るものではないのなら、なんでしょう?
初対面の人を信頼できますか? できませんよね。
では、2回・3回と、会話をすれば信頼できますか?
わかりませんよね。
何度も会って、その人との会話の中から、、、
何をどう考えていて、どのような心づもりでいるのか?
それが自分の考えと一致しているのか?
いざというときに心から信じることができて頼れる人なのか?
ということを満たさなければ「信頼に値する人」にはたどりつけません。
そして更に言えば、
自分が信頼していても、相手から信頼されていなければ
「信頼関係」は成り立ちません。
まとめ
勝ち負けの感覚だけで接しているということは、
その「勝ち」が得られなくなったときに
関係は破綻します。
「信頼」とは
勝ち取るものではなく、築き上げるもの
だと思うのです。
信頼があるからこそ人間関係がうまくいきますよね。
これからもたくさんの人と出会い、
たくさん会話し、ゆっくり時間をかけて
「信頼関係」を築き上げていきます◎